2012年8月27日月曜日

タンク補修(錆び取り本番2)

間が空きましたが、ぼちぼち続きをば。

【注:マネしても良いですが、失敗しても一切責任とりません】


市販ケミカルのタンク錆び取り&コーティング剤を使います。
↓ご存知、花咲かG。


でもその前に、給油口のフタは内圧が一定以上になると
圧力を逃がすようになってる為、こいつに替えます。


ホームセンターで買ったゴム栓(水道用品売り場にあった)を…


使い古しのゴム手袋の親指部分を切り取ったものに被せ…


給油口に突っ込む。
これはゴム栓が少し硬く、密着性がよろしくなかったので
軟らかいゴム手袋をかまして密着性を上げてやるのが目的です。


んで、しっかり縛ります。
ワイヤーブラシをかましたのは、しっかり抑える為。


場所を移して、風呂場へ。
今度はタンクを裏っ返しての作業です。

保温の為に、そこらへんにあった毛布でくるみます。


フューエルコックの取り付け穴から先述の花咲かGを入れて、
残りは熱〜いお湯でタンク内を満たして…


フタをします。(ホームセンターで買ったステーとゴム板を使用)

給油口ではなくフューエルコック側から入れたのは、タンク内に空気を残さない為。

そしてもう一手間。

またタンクを元通りにひっくり返して
ブリーダー部分(↑の写真のタンクから伸びてるホース)に、
サブタンクをつけてやります。


付けました。はい。ただの2ℓペットボトルですw

この状態で…二晩ほど放置します。


これが二晩放置した後の状態。
サブタンクがなければ、毛布含めて辺りがびちょびちょでしたね〜。


で、中身を抜いて水ですすいだらこの状態。
一見、うまくいってるかに思えたんですが、実は問題が。。。

つづく

2012年8月20日月曜日

SuperGT

知り合いのご好意により、鈴鹿にSuperGTの観戦に行って参りました。

片山右京氏の説明を直々に聞いたり…

ありえんぐらい近くで車を見る事ができたり。


人の縁とは大事なものですね。
本当に良いものを見させて頂きました。

2012年8月12日日曜日

タンク補修(錆び取り本番1)

【注:マネしても良いですが、失敗しても一切責任とりません】

さて、マジックリン攻撃でタンク内側をしっかりと脱脂した後、
いよいよ錆を取ってやりましょう。

使うのはコレ↓

サンポール…もどき。フマキラー謹製のNEOナイス。
成分は塩酸(9.5%)で、サンポールと同じくして100均(ダイソー)で買えます。もち、1本100円。

これ500ml/本×10本をタンクにぶちこみ、水で満たします。
タンク容量が15リットルなので、3倍希釈ですね。
要は、タンク表面の錆(FeO)を塩酸(HCl)と結合させて、
塩化鉄(FeCl2)と水(H2O)に変えちゃうわけです。(FeO+2HCl → FeCl2+H2O)
塩化鉄は水に解けやすいので、洗い流しちゃえばOK。
…合ってるかな?間違ってたらごめんなさい。

で、一晩置いて中身を別のタンクに移します。
(この液は正規の使用方法「トイレ掃除」に使用)

その後直ちに、脱脂に使用したマジックリンを再度注入します。
マジックリンはアルカリ性。
(バスマジックリンとかは中性。業務用マジックリンである必要はここにあります)
所謂、残ったサンポールもどきを中和してやるわけです。
これをしないと…即錆が再発生します。

そして今度は水でよーくすすぎます。


↓サンポール攻撃〜マジックリン中和〜すすぎ後。内部のひどい錆は大体とれました。

口の部分は中和しそこねたとこ。錆が発生しちゃいましたが、
手に届くとこなので後で処理すればいいか〜。

これで内部の酷い錆は取れました。
次は市販ケミカルで錆を完全に取り、コーティングまでやりませう。

つづく

2012年8月11日土曜日

タンク補修(錆び取り下準備)

前回の記事でご覧頂いたタンクの、補修〜塗装行程を何回かに分けて
紹介していきますので、しばしお付き合い宜しくお願いします。
お付き合いいただけません方は、こっそりブラウザを閉じて下さいね。


【注:マネしても良いですが、失敗しても一切責任とりません】

とりあえずこの錆とスラッジだらけの燃料タンクの中身をどうにかします。

まずは、下準備の脱脂から。
燃料コックが付いてた穴をゴム板とステーで塞いで、ボルト止め。
他の穴も、使い古した耐油ホースを折り曲げてタイラップで固定します。




んで、キャブクリーナーを勿体ないぐらい中に吹きまくり、
燃料タンクのフタを閉めて逆さまにしたり横にしたり…まんべんなく
キャブクリーナーをタンク内面に行き渡らせ、こびりついたスラッジを溶かします。

その後、中身を捨ててしっかり水洗い。

さらに入念に油分を除去する為…もう一手間。
使用するのは、マジックリンです。

バスマジックリンでもトイレマジックリンでもなく…
業務用マジックリンです。(←あとあと重要になります)

これを原液のままタンクの中にドボドボ全て入れます。
そして給油口を閉めて(写真では外してますが)、またまた逆さにしたり
横にしたり縦にしたりを1週間ぐらい繰り返して、しっかり油分を分解させます。

1週間後、タンク内のマジックリンを元の容器に戻して、
入念に水洗い。(泡が出なくなるまで。10回は注水→すすぎを繰り返しました)

これで脱脂は完了。次のステップでは問題の錆をやっつけてしまいましょう。


↓元の容器に戻したマジックリン。どす黒い…


つづく

2012年8月10日金曜日

タンク補修&塗装完了

やっとこさ見せられる状態になったので。
途中行程は後ほどまとめてUPします。

BEFORE


AFTER