2012年8月11日土曜日

タンク補修(錆び取り下準備)

前回の記事でご覧頂いたタンクの、補修〜塗装行程を何回かに分けて
紹介していきますので、しばしお付き合い宜しくお願いします。
お付き合いいただけません方は、こっそりブラウザを閉じて下さいね。


【注:マネしても良いですが、失敗しても一切責任とりません】

とりあえずこの錆とスラッジだらけの燃料タンクの中身をどうにかします。

まずは、下準備の脱脂から。
燃料コックが付いてた穴をゴム板とステーで塞いで、ボルト止め。
他の穴も、使い古した耐油ホースを折り曲げてタイラップで固定します。




んで、キャブクリーナーを勿体ないぐらい中に吹きまくり、
燃料タンクのフタを閉めて逆さまにしたり横にしたり…まんべんなく
キャブクリーナーをタンク内面に行き渡らせ、こびりついたスラッジを溶かします。

その後、中身を捨ててしっかり水洗い。

さらに入念に油分を除去する為…もう一手間。
使用するのは、マジックリンです。

バスマジックリンでもトイレマジックリンでもなく…
業務用マジックリンです。(←あとあと重要になります)

これを原液のままタンクの中にドボドボ全て入れます。
そして給油口を閉めて(写真では外してますが)、またまた逆さにしたり
横にしたり縦にしたりを1週間ぐらい繰り返して、しっかり油分を分解させます。

1週間後、タンク内のマジックリンを元の容器に戻して、
入念に水洗い。(泡が出なくなるまで。10回は注水→すすぎを繰り返しました)

これで脱脂は完了。次のステップでは問題の錆をやっつけてしまいましょう。


↓元の容器に戻したマジックリン。どす黒い…


つづく