2012年8月12日日曜日

タンク補修(錆び取り本番1)

【注:マネしても良いですが、失敗しても一切責任とりません】

さて、マジックリン攻撃でタンク内側をしっかりと脱脂した後、
いよいよ錆を取ってやりましょう。

使うのはコレ↓

サンポール…もどき。フマキラー謹製のNEOナイス。
成分は塩酸(9.5%)で、サンポールと同じくして100均(ダイソー)で買えます。もち、1本100円。

これ500ml/本×10本をタンクにぶちこみ、水で満たします。
タンク容量が15リットルなので、3倍希釈ですね。
要は、タンク表面の錆(FeO)を塩酸(HCl)と結合させて、
塩化鉄(FeCl2)と水(H2O)に変えちゃうわけです。(FeO+2HCl → FeCl2+H2O)
塩化鉄は水に解けやすいので、洗い流しちゃえばOK。
…合ってるかな?間違ってたらごめんなさい。

で、一晩置いて中身を別のタンクに移します。
(この液は正規の使用方法「トイレ掃除」に使用)

その後直ちに、脱脂に使用したマジックリンを再度注入します。
マジックリンはアルカリ性。
(バスマジックリンとかは中性。業務用マジックリンである必要はここにあります)
所謂、残ったサンポールもどきを中和してやるわけです。
これをしないと…即錆が再発生します。

そして今度は水でよーくすすぎます。


↓サンポール攻撃〜マジックリン中和〜すすぎ後。内部のひどい錆は大体とれました。

口の部分は中和しそこねたとこ。錆が発生しちゃいましたが、
手に届くとこなので後で処理すればいいか〜。

これで内部の酷い錆は取れました。
次は市販ケミカルで錆を完全に取り、コーティングまでやりませう。

つづく